プルモナリア ’マジェスティ’
プルモナリアはムラサキ科の宿根草です。半日陰から日陰の植物で、地際にロゼット状の葉(多くは水玉模様)を広げます早春のなかでも早い時期にピンクから青の小さな花を咲かせます。マジェスティは銀葉の品種です。葉の模様が水玉模様ではなく銀色一色に塗りつぶされていて、日陰でもよく目立ちます。
育て方
半日陰~日陰の湿り気がある場所を好みます。 耐寒性は強いのですが、高温や乾燥に弱く、春の開花までは日が当たり、その後は日陰になるところが適します。また、水はけが悪いと根腐れしやすく、腐植質に富んだ土で根が深く張れるようにしておくことも大切です。落葉樹の陰など、早春に花の咲く山野草類がよく育つような場所を選ぶとよいでしょう。クリスマスローズや球根類などと組み合わせてもよいものです。水はけをよくしておいて乾かさないのがポイントです。乾燥すると葉が枯れやすく株が弱まります秋、気温が下がってから施します。3月から4月の成長期は特に肥料分を必要とするので、この間に2~3回置き肥を施すか10日おきくらいに液体肥料を施します。ただし、6月以降は肥料分が残らないようにします。植えつけ:落葉樹の陰など、夏は日陰で乾燥しないところに腐葉土をよく混ぜて植えつけ、バークチップなどでマルチングをしておきます。 庭植えでは数年間据え置きできます。鉢植えは根詰まりや用土の劣化で生育が悪くなるので、春か秋に植え直しをします。このときに株分けもできます。 主に株分けでふやします。根伏せや実生も可能ですが、あまり効率はよくありません。ほとんど手がかかりません。花がら切りや、マルチングの補充をしておく程度です。
Flower Data
- 草丈
- 10〜40cm
育てやすさ
仙台市内で栽培する場合の難易度です
栽培環境
適正時期※仙台市での栽培が基準です。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
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植付時期 | ||||||||||||
開花時期 |
増やし方
- 株分け
本植物図鑑に記載の内容はすべて「仙台市内での栽培」を基準として掲載しています。山間部や他地域の場合は、対応しない場合がございます。予めご了承ください。